『暮らしの隣の楽しいに出会う』は、上毛電鉄全23駅の周辺にある「わざわざ行きたい楽しい場所」を紹介する全24枚の連作ポスタープロジェクトです。つぐひを運営するまちの編集社が、しののめ信用金庫と上毛電鉄のバックアップのもと、連作ポスターと小冊子を制作しました。

上毛電鉄は前橋市からみどり市を通って桐生市まで、おだやかな田園風景と家々の間を抜けて走る、地域の暮らしを支える生活路線です。
その沿線を丹念に探すと、わざわざ訪れる価値のある、思わず誰かに話したくなる、特別な場所がたくさんありました。
初めての人には鮮烈な感動が、知っている人には新たな発見が、きっと待っているはずです。
ぜひポスターを見て、冊子を片手に、暮らしの隣の楽しいに、あなたも出会ってみてください。
ポスターは上毛電鉄中央前橋駅および本社ビル、しののめ信用金庫前橋営業部つどにわライブラリーで掲示。小冊子は、上毛電鉄有人駅(中央前橋駅、大胡駅、赤城駅、西桐生駅)、しののめ信用金庫各店などで配布しています。

01 CHUO MAEBASHI STATION 中央前橋駅/ 撮影場所:中央前橋駅から歩道橋を渡ってすぐの広瀬川横歩道
駅を出てすぐ、水と緑の街歩き。
上毛電鉄の起点・中央前橋駅を出るとすぐ、まちなかを広瀬川が流れ、河畔にはベンチやテーブルの点在する遊歩道と緑地が整備されています。週末にはイベントが開催され多くの人で賑わうことも。周辺には文学館や美術館、多くの個性的な店舗が立ち並び、川のせせらぎを感じながら気持ちよく楽しく散歩ができます。水と緑の豊かな自然と街の魅力、両方を味わえる貴重な場所です。

02 JOTO STATION 城東駅/撮影場所:ハイノート前橋こども公園
ここは、遊びの尽きない小さな町。
城東駅から徒歩4分のハイノート前橋こども公園は、交通安全を学べるゾーンや子どもがよろこぶさまざまな遊具のほか、ゴーカート、芝生広場、噴水などがあり、併設する児童文化センターには図書館やプラネタリウムなど学びの要素も盛りだくさん。一日中楽しめる場所として地域の人々に愛されています。

03 MITSUMATA STATION 三俣駅/撮影場所:三俣せんべい
街角から広がる歴史の香り、伝統の味わい。
三俣駅から徒歩8分の三俣せんべいは江戸時代末期・安政二年(1855年)創業のせんべい専門店。170年以上本物の手焼きせんべいを作り続けています。十字路に面した趣のある店舗は昭和初期に建てられたもので、2本の糸杉とともに町のシンボルとしても親しまれており、前橋市景観資産にも登録されています。

04 KATAKAI STATION 片貝駅/撮影場所:クツビガク
靴を輝かせ、足元からスタイルをつくる。
片貝駅から徒歩5分のクツビガクは2021年に開店した群馬県初の靴磨き専門店。持ち主も驚くほどに綺麗に磨き上げ、靴が本来持っている価値を最大限に引き出してくれます。店主の木嶋友和さんは「靴磨きは靴を長持ちさせるための仕事。その副産物として靴が綺麗になるんです」と言います。良いものを長く使うライフスタイルを、足元から始めてみてはいかがでしょうか。

05 KAMIIZUMI STATION 上泉駅/撮影場所:市場食堂
食べる楽しみの前に、選ぶ楽しみもある。
上泉駅から徒歩15分、前橋総合卸売市場の中にある市場食堂は、朝6時のオープンから市場関係者と一般客でにぎわいます。新鮮な魚介を使った刺身、焼き魚、煮魚、フライやイチから手作りする自慢のコロッケなどがずらりと並び、食べたいものを選んで取っていくスタイル。海鮮丼や鉄火丼も注文できます。あれもこれもと迷いながら選ぶ時間も幸せな、おいしくて楽しい食堂です。

06 AKASAKA STATION 赤坂駅/撮影場所:焼肉天国 赤坂
豚肉の町で半世紀、人を笑顔にしてきました。
赤坂駅から徒歩2分、地元で長年愛される焼肉天国赤坂は豚肉がメインの焼肉店。創業は1971年。養豚の盛んな前橋では、当時焼き肉といえば豚肉が主流だったのだそうです。安くて、美味しくて、なんとも落ち着く家庭的な雰囲気。2世代、3世代で通う家族も多い人気店です。

07 SHINZOKEKKAN CENTER STATION 心臓血管センター駅/撮影場所:関根昆布
海なし県のまんなかで、昆布を味わう扉がひらく。
関根昆布本社直売店は心臓血管センター駅から徒歩12分、2008年に開店した群馬県初の昆布専門店です。日高や羅臼、利尻の高級昆布、ふだん使いしやすいきざみ昆布、佃煮やとろろ昆布などの加工品、塩昆布、昆布醤油など多種多様な昆布商品を取り扱っています。 だしの取り方や使い方のコツなども教えてくれるのは専門店ならでは。ものを売るだけでなく昆布という食文化を伝える貴重なお店です。

08 EGI STATION 江木駅/撮影場所:GCCザスパーク
フィールドに一番近いカフェがある。
江木駅から徒歩約20分、GCCザスパークはサッカーJリーグザスパ群馬のクラブハウスと練習場であり、選手に提供するのと同じメニューが食べられる食堂、カフェ、オフィシャルショップを併設した、開かれた交流拠点でもあります。公開トレーニングの日には、2階の食堂で食事やお茶を楽しみながら練習を眺めることも可能。地域のプロサッカークラブを身近に感じられる貴重な場所です。

09-01 OGO STATION 大胡駅/撮影場所:上毛電鉄大胡電車庫
歴史を伝える。明日へとつなぐ。
大胡駅にある上毛電鉄大胡電車庫は、1928年に開業した上毛電気鉄道の歴史を今に伝える場所。木造板張りの建物自体が国の登録有形文化財で、中には開業当時から走っていたデハ101(写真右・茶色)やデハ104(写真左・黄色)などの貴重な車両や、部品、資料等が保管されています。大胡電車庫は事前予約制で見学が可能です。

09-02 OGO STATION 大胡駅/撮影場所:デハ101車内
時代がそのまま、ここにある。
大胡駅の上毛電鉄大胡電車庫に格納されているデハ101は、1928年の開業当時に製造された車両のひとつ。現在も貸切やイベントで運転されており、走行する電車としては日本最古級と言われています。一時は白のペンキで塗られていた内装は、開業当時そのままのニス塗りで復元され、昭和初期の空気感をそのまま伝えています。

10 HIGOSHI STATION 樋越駅/撮影場所:樋越駅近く
身近な絶景、赤城山を愛でる。
中央前橋駅から西桐生駅まで赤城山麓に沿って走る上毛電鉄では、全線を通してその雄大な山容を眺めることができます。場所や時間、季節によっても表情を変える赤城山は見ていて飽きることがありません。ここは樋越駅近くで撮影したもの。ぜひ沿線を散策しながら、その瞬間の赤城山にも意識を向けてみてください。

11 KITAHARA STATION 北原駅/撮影場所:スリランカ料理 プラー
スパイスの香りに誘われ、本場の味に出会う。
北原駅から徒歩9分、スリランカ料理プラーは、スリランカ出身のプラディープさんが開いた本場の味を提供するレストラン。カレーやビリヤニのほか、平らなパンのパラタ、揚げ餃子のようなパティス、辛い炒め物のデビルド、さまざまなおかずが載ったライスプレートなど豊富なメニューが楽しめます。島国なので魚介類をよく食べるのもスリランカ料理の特徴です。

12 ARAYA STATION 新屋駅/撮影場所:栁澤酒造
この土地の風土を味わう酒がある。
新屋駅から田園風景を歩いて30分、栁澤酒造は明治10年から続く蔵元。
代表銘柄の「上州一 桂川」は、かつてこの地にあった共働き・農業の暮らしを反映した甘口の酒。あえて「地酒」ではなく「地元酒」と呼び、創業以来大切に作り続けています。一方でタイプの違う現代的な酒も醸造し、伝統と革新の両輪で老舗ののれんを守り続けています。店頭では試飲もできるので、電車で行くのがおすすめです。

13 KASUKAWA STATION 粕川駅/撮影場所:粕川納豆の大豆畑
赤城山麓、大地の恵みがそのまま伝わる納豆を味わう。
粕川駅から徒歩8分のところに直営店を構える粕川納豆は、畑を耕し大豆を育てるところから生産工程すべてを自社で行い、豆の魅力を最大限に引き出す納豆づくりを追求しています。一度食べると「豆そのもののおいしさ」がよくわかるはずです。雄大な赤城山の麓で、豊かな土壌の恵みを受けて育った大豆の味。 風景と結びつく味です。

14 ZEN STATION 膳駅/撮影場所:太田食堂
おなかも心も満たされる食堂。
膳駅から徒歩2分の太田食堂は、種類豊富な揚げ物メニューが人気の食堂。どれもボリューム満点なのにペロリと食べられてしまうのは常に新鮮な油で揚げているから。スパイスの効いたカレースープにサクサクのカツが乗ったカツカレーラーメンは長年愛される看板メニューです。広い店内はいつも多くの人でにぎわい、活気に満ちています。

15 NIISATO STATION 新里駅/撮影場所:ぐんま昆虫の森
里山に建つ名建築で、虫とふれあう。
新里駅から徒歩で30分、タクシーで10分のぐんま昆虫の森は、全国的にも珍しい「昆虫」をテーマにした体験型教育施設。45ヘクタールの敷地に里山の自然を再現。世界的建築家・安藤忠雄さん設計の昆虫観察館では世界の昆虫を見られるほか、巨大な温室ドームで日本最大級の蝶オオゴマダラなどが舞う様子を間近で観察することができます。

16 NIKKAWA STATION 新川駅/撮影場所:ヤキソバル?
手間ひまかけた、桐生焼きそばの味、ここにあり。
新川駅から徒歩7分のヤキソバル?は2020年に開店した焼きそば店。前日から下茹で・下焼きした細麺をもやしと共に特製ソースで仕上げる、手間暇かけた本格派。オムソバや、桐生焼きそばの特徴であるポテト入りも人気です。お孫さんが描いたイラストが印象的なキッチンカーで、イベント出店や出張販売も行い、各地にファンを増やしています。

17 HIGASHI NIKKAWA STATION 東新川駅/撮影場所:香慕茶
きっと記憶に残るレストラン。
扉を開けると、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのようなアンティークな店内。東新川駅から徒歩20分の香慕茶は、辛口の魚介トマトパスタ「太陽の子」やかぼちゃプリンなどが人気のイタリアンレストラン。唯一無二の空間と丁寧に作られた味が特別な時間を演出します。オーナーの茂木利浩さんは学生時代にここでアルバイトをしていた縁で2022年にお店を引き継ぎました。き

18 AKAGI STATION 赤城駅/撮影場所:古道具カフェ ひの芽
古い物と出会う、新しい場所。
赤城駅から徒歩5分のひの芽はカフェを併設した古材古道具屋。空き家や解体される家に眠っていた家具や雑貨を回収・修復して販売しています。店主の栗原大輔さんが数年間のイベント出店等を経て、かつて家具屋だったこの建物で2025年に開店しました。店名には、想い出の品が再び日の目を見るように、との願いが込められています。

19 KIRYUKYUJOMAE STATION 桐生球場前駅/撮影場所:The Bakery
日常に、目が覚めるほどおいしいパンを。
桐生球場前駅から徒歩15分のThe Bakeryは、朝8時からやっているのも嬉しい町のパン屋さん。パンに使う小麦はすべて国産。 改良を重ねるバゲット、発酵バターを使ったクロワッサン、マヨネーズから手作りしたたまごサンド、食パン、菓子パン、焼き菓子など幅広く提供しています。シェフ阿久津智志さんのおいしいものへの探究心が、どのパンにも感じられます。

20 TENNOJUKU STATION 天王宿駅/撮影場所:桐生明治館(旧群馬県衛生所)
開かれた重要文化財。
天王宿駅から徒歩7分の桐生明治館は、明治11年に群馬県衛生所兼医学校として前橋に建てられ、のちに現在の場所に移築された重要文化財です。一般公開されており、桐生市民には七五三や成人式の撮影スポットとしても親しまれています。建物内には喫茶室もあり、蓄音機から流れる音楽を聞きながら珈琲やお菓子を味わうことができます。

21 FUJIYAMASHITA STATION 富士山下駅/撮影場所:ていしゃば
電車の真横で味わう洋食。
富士山下駅のすぐ前にある『ていしゃば』は、パスタやハンバーグ、サンドイッチなどの洋食メニューが長年愛される、1971年創業のレストラン。行き交う電車を見ながら食事ができるのも魅力のひとつです。近くには、小さな登山を楽しめる標高163mの富士山(ふじやま)や、渡良瀬川にかかる登録有形文化財の鉄橋もあり、合わせて楽しむのもおすすめです。

22 MARUYAMASHITA STATION 丸山下駅/撮影場所:桐洋
氷が違う、氷屋さんのかき氷。
丸山下駅から徒歩6分の桐洋は氷の専門店。4~10月はかき氷を提供しており、多くの人でにぎわいます。全国各地から質の高い天然水の氷を厳選して仕入れ、日替わりで提供。氷屋さんならではの適切な温度管理により、ふわりとした食感となめらかな口どけを実現しています。ボリュームたっぷりで、メニューも豊富。お酒を使ったかき氷もあります。

23 NISHIKIRYU STATION 西桐生駅/撮影場所:アースケア桐生が岡遊園地
観覧車から見る街は、いつもより輝いている。
西桐生駅から徒歩15分の桐生が岡公園は、アースケア桐生が岡遊園地と桐生が岡動物園からなり、どちらも入場無料という全国でも珍しい施設です。気軽に出かけられて一日中楽しめるので、桐生市民はもちろんのこと、広く群馬県民から親しまれています。自然豊かな丘陵地に位置しており、観覧車からは桐生市内を一望できます。

『暮らしの隣の楽しいに出会う DISCOVER THE DELIGHTS BESIDE EVERYDAY LIFE. 上毛電鉄全23駅の行きたくなる場所』
デザイン:佐藤正幸 (Maniackers Design/まちの編集社)
写真:市根井直規 (MACHINOWORKS inc.)
コピー:荻原貴男 (REBEL BOOKS/まちの編集社)
イラスト:佐藤麻美 (Maniackers Design)
出演:武井仁美 (株式会社 まちごと屋/まちの編集社)
制作:永田啓介 (MACHINOWORKS inc./まちの編集社)
企画・編集:合同会社まちの編集社
発行:しののめ信用金庫
