ドイツのマイスター資格を持つ「街のハム屋さん」 太田市のフローエス・ゲグルンツェ
太田市の『フローエス・ゲグルンツェ』は、ドイツの食肉加工の国家資格〈マイスター〉を持つ佐藤隆彦さんが、群馬県産の豚で美味しいハムやソーセージを製造・販売するお店です。
“マイスターの作る本格ハムやソーセージ”というと、…
半世紀続く“まちのパン屋さん”が、日常と挑戦の拠点に。太田市・WANDERLUST(ヴァンダラスト)が目指す場所
太田市の老舗ベーカリー「マイピア」が、2018年秋に「WANDERLUST(ヴァンダラスト)」へ屋号を変えてリニューアルオープンしました。経営するのは、創業者である父から店を受け継いだ大村田さんです。パンの世界大会にも出…
商店街の片隅でまちの暮らしを支えてきた「島田フルイ店」の手仕事
前橋市の商店街の片隅にぽつんと佇む「島田フルイ店」は、調理用のフルイを始めとした木工品の専門店。機械化が進むこの分野で今も手作業で仕事を続ける島田さんに、このまちで育んできたお店の歴史や手仕事の魅力について伺いました。
リノベーションは建築をより自由にする-建築家・宮崎晃吉さんが語る、しののめ信金前橋営業部再生プロジェクト
築50年以上の古いビルを、地域に開かれた信金店舗として生まれ変わらせたしののめ信用金庫前橋営業部。その建物は、リノベーション建築という視点からも県内外から大きな注目を集めています。今回は建築設計の面から、プロジェクトの中…
「ただいま、前橋。」- 長年まちに寄り添った建物が、地域に開かれた信用金庫として生まれ変わりました。
前橋市千代田町にある、しののめ信用金庫・前橋営業部。旧前橋信用金庫の本店として1964年(昭和39)に建てられた建物が、耐震補強やリノベーションを経て新しく生まれ変わり、前橋のまちに帰ってきました。しかも、金融機関の店舗…
酒を通して人の縁をつなぐ、群馬の地酒を中心に扱う酒屋『高橋与商店』
2021年に開業100周年を迎えた新前橋駅。個性豊かな店舗が集う駅前ロータリーにて、90年の歴史を持つ酒屋『高橋与商店』を訪れました。同店では10年ほど前から群馬の地酒に特化した商品を揃え、地域の蔵元の紹介や『新前橋でお…
「小さなことしかできないけど、変わらぬ味を。できればよりおいしく。」創業100年・富光堂の心とろける食パンの話
最初にお伝えしたいのですが、今回のお話は昨今の食パンブームとはあまり関係ありません。世の中が「食パン」に騒がしくなったよりもずっと前から富光堂は地元の人を中心に評判の店であったし、長年のファンがたくさんいてパンは毎日完売…
資源を活かして機能を増やす。高崎本町「まちごと屋」が実践する「新しいまちの仕組み」
高崎市・本町周辺のエリアを中心に空き家活用やマッチングなどの事業を行う会社、まちごと屋。立ち上げに関わった物件は、次々と「まちを支えるお店」になっています。2021年のグッドデザイン賞も受賞した「まちを活用する仕組み」に…
せわしない毎日から脇道にそれ、緑の田園地帯のブックカフェへ―『つぐみ Books & Coffee』
天井まで届く本棚に約10,000冊の蔵書がぎっしり並ぶ圧巻の書庫。元・図書館司書さんが開いた『つぐみ Books & Coffee』は、安中市の緑豊かな田園地帯にひっそりと佇むブックカフェです。そこは、訪れた人の日々の暮…
おしゃれだけど、おしゃれなだけじゃない。「やりたかったこと」「家族の暮らし」「地域の困りごと」が共鳴して生まれた、レゲエの流れる喫茶店について。
前橋市小屋原町に位置する学生たちの最寄り駅、駒形駅のすぐそばに2020年2月オープンした「木下商店」。何もなかった駅前に突如現れたそのお店は、自分たちの夢を叶えながら地域の子どもたちを支える、愛に包まれた喫茶店でした。